計算の仕方。
少し前に、何かのウェブニュースで、この記事を読んだ。
なぜ地方の人は残業しないのか
http://newswitch.jp/p/6457
根本的な話として、疑問に思ったことがある。
会社の人件費は、残業することを前提に計画しているの?
理想をいうならば、定時で仕事が終わり、有給休暇を取得しても困らない従業員数を確保してほしい。
少なくとも、残業をあてにしないでほしいなぁ。
私は田舎育ちだから、田んぼが忙しいときに会社を休むのも、血縁関係なくても近所に不幸があったら出勤よりも優先してお葬式を手伝うのも、当たり前に見てきた。
確かに、お金だけではない価値観で生活が成り立ってる。
都会しか知らない人には、こういう生活基準の地域で人件費の計算はできないよねぇ。
だけど、残業を前提に人件費をはじき出すってことは、つまりは、高速バスが速度超過しないと目的地に到着しないタイムテーブルを組んでたときと同じで、かなり危険だと思う。
そして、高速バスと同じだけ深刻な事態になるんでしょうね。
ってか、もう何人も人が死んでるんだから、気付け。って思う。
仕事が見つからない人、従業員数が足りなくて過重残業する人、人件費を確保できない会社。
なんとかうまく回らないかしら?
どんな自分になりたいか。
もう人生の折り返しの年齢なんだけど、自分の理想について考えてみた。
ざっくり言うと、
『噂の人』
陰口じゃなくて、噂の人になりたい。
その噂は、私の耳に入らなくても良い。
私のことを、私のいないところで、何かしら褒められるような人になりたい。
だから、正しく生きていきたい。
それは自己中で、私の価値観でしかないかもしれないけど。
まぁ、自己満足で生きていけたら、それはそれで幸せなんだろうなぁ。
良かったです症候群。
小学生が、隣街の小学生と交流をする番組が放送されてた。
登山をしたり、お互いの街を紹介する報告会をしたり。
気になったのが、インタビューの回答を全員、
「○○がわかって良かったです」
と答えたこと。
他の番組でも、小学生の回答はやっぱり似たようなモノだった。
ポジティブに学ぶ意識をもつことは、小学生の研修の目的でもあるんだろうけど。
どうして一言一句同じ回答なんだ?雛型も研修のひとつ?
自分が小学生の頃を思い出してみると、確かに同じような回答をしてたような?
というよりは、児童たちの視野が狭くて、それしか知らなかった。
将来の夢も、保育士さんか看護師さん。
看護師なんて見たこともなかったのに、みんなが答えてたから私もそう答えた。
この回答は、ポジティブキャンペーンなんかじゃない。
大人は、子どもたちの視野を広げることも使命だと思うよ。
木次線に乗ってきた。
トロッコ列車に乗りたかったけど、これはまたの機会で。
http://www.hiikawa-summit.info/orochi/
意外にも満員電車で、立ってる人もチラホラ。
だけど、ほとんどが一眼レフを首から下げてたから、きっと鉄オタ系の人かカメラ男子に人気の路線っぽい。
写真スポットになると、みんなが窓に集まるから、予習なしでも絶景ポイントがわかる。
亀嵩駅では、蕎麦を予約してた人も居て、停車時間に買ってた。お店の人が駅でスタンバイ方式。
次回は私も買いたいなぁ。
出雲横田駅で、車両が2両から1両に切り離し。ここも、見所かしら。
出雲坂根駅では、待ち合わせのため長めの停車。
写真撮る人たちで、車内はこんな感じ(笑)。
私も車内から外を撮ってみた。
それでも時間があったから、外に出てみた。
すでに紅葉の気配。
駅の売店では、焼鳥がよく売れてたなぁ。
延命水(?)をペットボトルに入れてたり、自販機で缶コーヒーを買ったり、いろんな人が居たけど、やっぱり電車の中は無人(笑)。
発車したら、いきなりバックで800m走って、運転士さんが前に移動して、再び出発進行。
おろちループ付近では、電車の速度を落として走ってくれたから、ファンサービスもきっちりしててありがたい。
そこからは、ずっと下り坂。山を越えたんだなぁって感じ。
そのまま、備後落合に到着。
比較的開けた場所を走ってたから、車窓から田んぼや川を眺めて、気分良かったなぁ。
これは、トロッコ列車で眺めたい景色。
期間限定のトロッコ列車、乗りたいなぁ。
伝わらない感想文『老いてこそ人生(石原慎太郎)』
古本市で見つけた、この本。
必ず老いる、というよりは、1秒ずつ平等にみんなが老いている感覚で生きてるので、石原慎太郎氏のご意見を知りたかった。
- 作者: 石原慎太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2003/07
- メディア: 文庫
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石原氏は、30代から老いを感じていたらしい。
ランニングとか、体作りを意識したのが30代。
そして、息子の体力が気になったのも、息子が30代になったとき。
わかるなぁ。
石原氏の政治家として培った人脈で、その周りで起きた老いに関するエピソードや、大好きなヨットや航海の思い出。そんな話がたくさん。
私が一番共感したのは、子どもの頃に理不尽な思いをしながら体を鍛えるのは大事ってこと。部活でしごかれるヤツ。
わかるなぁ。
私も古い人間なのかしら。
老いにどう立ち向かうかというよりは、共感して安心する読み物なのかもしれない。
金持ち話は、まぁ、そんな世界もあるって思えば良いだけ(笑)。
気が重くなることなく、かるく読めた。
さて、ちょうど話題の石原氏。
今、彼がこの本を読んだら、どんな感想を聞かせてくれるかしら?
廃線予定の三江線に乗ってきた。
いつ廃線になるのか知らないけど、JR西日本が廃線届を提出したらしいから、廃線決定だと思う。
で、せっかくの三連休だから、これは乗らなきゃって使命感(笑)。
車内のポスター。
廃線が決まったからか、三連休だったからか、鉄オタ系なのかカメラ男子なのか満員電車でした。
発車までまだ30分近くあったのに、ダッシュで場所取りされて、川側の席に座れなかった…。
普段使いの乗客は、多分、4~5人くらいかなぁ?
そして、浜原から江津までは、誰一人降りなかった。
三次から浜原までは1両だけで、乗り換えした浜原から江津までは2両。
しかも、一日4本(朝夕それぞれ2本)しかないっぽい。
鉄オタ系もしくはカメラ男子の方々は、思い思いの駅で降りて、見送る車両を撮してました。ここを降りたら、もう終電しか無いよ?
そして、観光客がたくさん乗ってるからか、宇都井駅では停車時間を長めにしてくれるファンサービス。
車両からの景色。
家の庭(?)の三角なとこに、三脚立てて電車を撮ってた人が居たけど、カメラ向けたときには居なくなってた。
車両の外で思う存分写真撮る人たち。
宇都井駅は、前回は車で行った駅(↓その日記)
greenbottleblue.hatenadiary.jp
ファンサービスで時間を取ったせいか、宇都井駅の前後はスピードが速くて怖かった…。
そして、車両にあたる木の枝の音が、なんだか明日にも廃線しそうな気配を感じたりして。
1日の本数が少ないのに、待ち合わせで35分以上の停車があったり、小さい駅があったり、さすがローカル線って感じ。
全部の駅で、オリジナル駅名のポスターがあって、ちゃんと見てみたかったなぁ。
本当に本数が少ないから、明るい時間に景色を眺めながら乗るのは難しいけど、もう一度乗りたいなぁ。
江の川に沿って走るこの電車、とても素敵だった。