認識の違い。
学生時代は、ボランティア団体に登録していたから、ときどき活動してた。
障がい者のお世話をしたり、養護学校の手伝いをしたり。
社会人になって脱会したから、ほとんど活動しなくなったけど。
(個人で保険に入れるのかも知らないけど)
そんな時、インターネットで興味あるボランティア団体を見つけた。
友だちにその団体の話をしたら、
「ボランティアなのに、お金が要るの?」
って。
いやいや、その言葉は意味ワカラン。
確かに、お弁当を出してくれるところもあるけど。
基本的に必要なものは、自分で準備しないとダメでしょ。
そもそも、ボランティアって、儲けや見返りを求めない活動のことだと思うんだけど。
そのボランティア団体は、海外にも活動を拡げていて、渡航費含め全部自費。
場所によっては、宿泊は現地の人の家に泊まることもできるらしいけど。
遊びに行くのもいいけど、海外でボランティア活動も良いなぁ。
そんな話をしてたら、友だちとの認識の違いを発見した。
世間一般のボランティア活動って、一切費用負担なく、家から現地まで送迎もあるのかしら?
ご飯も宿も、必要な道具も、全部お膳立てしてあるものなのかしら?
阪神大震災や東北大地震のボランティアも、全部お膳立てしてあったのかしら?
活動の大小はあっても、基本的なことは同じだと思うけどなぁ。
これもやっぱり、認識の違いかしら。
アナログとデジタル。
今週のお題「何して遊んだ?」
子どもの頃は、デジタルなゲームはファミコンやゲームウォッチ。
我が家にはなかったけど、友だちの家にゲーム目当てで行ってた。
というより、友だちがゲームしてるのを見てた。
たまにコントローラを渡してくれたけど、キャラと一緒に体が動くから、壊れそうだって友だちのお父さんに嫌がられた。
というより、下手だから先に進まなかった。
友だちが遊んでる『くにおくん』や『忍者くん』を見るのが好きだったなぁ。
『ファミコンウォーズ』は、何やってるのかわからなかったから、つまらなかったなぁ。
我が家で遊んでいたのは、ほとんどトランプ。
えぇ、アナログなゲーム。
お母さんがひたすら『ソリティア』をしてた。
そんなに大きな家じゃなかったから、トランプは何箱かあったのにスペース待ち。
お母さんの気が済んだら、スペースを譲ってもらって私も『ソリティア』してた。
年末年始に親戚が集まれば、だいたいすごろく。
えぇ、親戚も誰もデジタルなゲームを持ってなかった。
(いや、私に隠して持ってたかもしれないけど)
ボードゲームが定番。
いろんな種類があったような気がするけど、思い出せない。
ただ、『人生ゲーム』は今までの人生で一度も遊んだことがない。
『人生ゲーム』って、ルールが難しいんだってね。
スーファミの『桃太郎電鉄』よりも、難しいんだってね。
最近遊んだといえば、
『スーパーマリオラン』
公開されてすぐの評判は、ゲーム初心者でも簡単って話だったのに。
残念ながら無料で遊べる範囲でもゴールできない。
1-3でスタート直後に落っこちる。
えぇ、課金するまでもないですよー。
そんな私だけど、クラシックミニファミコンがほしい。
www.nintendo.co.jp
どうせ、どのゲームもゴールできないんだろうけど。
近所のお店で売ってないかなぁ。
今一番攻略したい遊びは、何といっても『ルービックキューブ』以外にないでしょう。
伝わらない感想文『夜会服(三島由紀夫)』
書店でオススメされたから、買ってみた。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/10/07
- メディア: 文庫
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
なんだろうなぁ。
お金持ちの話だからなのか、嫁姑の話だからなのか、イマイチよくわからなかった。
根っからの金持ち息子と、成金の両親の娘との結婚話。
結局のところ、俊男と滝川婦人は繋がってたのかしら?
滝川婦人が俊男を操って、絢子を従順にさせたかったのかしら?
きっと、パーティ嫌いの俊男は、その世界でしか生きられないから、絢子はずっと困るんだろうなぁ。
そういうことを、滝川婦人が教え込んでいるのかもしれない。
お金持ちの生活は、西洋化に忙しい。
西洋文化の勉強に忙しい。
それが完璧にできる俊男は、反西洋化。
人間って、そんなもんよね。
今の日本人も、パーティとかドレスとかに憧れてる。
もしそういう機会に恵まれても、どうして良いかワカラナイ。立ち振舞いとかルールとか。
でも、世の中、実際に存在しているパーティ。
別世界を教えてくれる、不思議な小説。
伝わらない感想文『サラバ!(西加奈子)』
縁があって、私の手元に回ってきた。
この本は、何か想いを持ってる人に回ってくる。
- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (29件) を見る
- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (26件) を見る
歩の回顧録。
生まれてから今までの自叙伝。
終盤、急に駆け足になって、何だかすっきりしなかったけど。
くせ者の姉を持ち、貪欲に幸せを探す母と、それを支える父。
家族崩壊、父のせい?姉のせい?
自分は関係ない?
容姿に恵まれて自由に生きてたら、いつの間にか周りに先を越され、焦って自暴自棄になって。
何もしないで、手に入れられることはあるのだろうか?
誰かを傷付けて、自分の得ることはあるのだろうか?
もうこれは、どうやって生きていけば楽になるかを教えてくれる。答えは簡単。
私は、歩の姉みたいに、しなやかに生きていきたいなぁ。
何を信じれば良いか、まだ見つからないけど。