greenbottleblue’s blog

長文は苦手です。

あれやこれや。

今週のお題「もしも魔法が使えたら」

子どもの頃の夢は、いつも『魔女になりたい』だった。
えぇ、中学で進路指導があるまで、本気で願ってましたよ。
魔法を使って、自分の都合良く生きていきたかった。

寝てるときに見る夢は、死にそうな場面になると、魔法で攻撃をして助かる夢ばっかり。
今思えば、逃げ出したいくらいツライ思いをしてたのかしら?
当時はそんな風に感じてなかったけど。
身体の傷は時間が経てば治るけど、心の傷は治らないって、いつも思ってたなぁ。

最近は、身近な人たちの間違った思い込みから逃れる魔法がほしい。
そう、会社を辞めれる魔法があればなぁ。
それから、再就職が決まる魔法があればなぁ。

やっぱり私、御都合主義だわ(笑)。

伝わらない感想文『たたら侍(錦織良成監督)』

すったもんだで、いろいろあったけど、無事に再上映したんだって。
私は、初期バージョンを観た。

https://tatara-samurai.jp

とにかく、たくさん人が死んだ。
戦国時代だから、戦をするし人は死ぬけど。
どんな意図があって、ここでたくさん死者を見せたんだろう?

どんどん雪だるま式に問題が大きくなって、後戻りもできず、取り返しのつかないところまで進んで。
どうやって解決するんだろう?って心配になってくる。
で、結局、解決したのか?
私の予想では、解決してないと思うなぁ。
村人全員が、もやもやしたままなんじゃないかなぁ。

山が綺麗だった。
景色がとにかく綺麗だった。
田畑智子は、妻なのか?

村を守るために、侍になることを目標に旅に出る。
でも、覚悟が足りない。村に帰る。
弱みにつけこまれる。
村人のほとんどが騙される。
どんどん騙される。
さて、どうなる?

伝わらない感想文『新美南吉童話集(新美南吉)』

友だちがくれた。バースデー文庫で出てたらしい。
まさか、私が新美南吉と同じ誕生日だなんて。
シュワちゃんくらいだと思ってた(笑)。

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉といえば、『ごんぎつね』『てぶくろを買いに』しか知らなかった。
『てぶくろを買いに』は、絵本の絵が綺麗だったことを覚えてる。
親子の会話よりも、手袋のふさふさした感じと、ミトン風のデザインに憧れたなぁ。

収録されてる話の中には、戦争や兵隊なんて言葉があって、彼がその時代の人なんだとも知った。
もっともっと戦前の人だと思ってたから、不思議な感じ。
電柱や列車とか、現代的な言葉が出てくると、何だか違和感。

どの短編が印象的かって、『疣』かなぁ。
自分の思惑と他人の思惑が、大きく違うこと、私にも心当たりあるなぁって切なくなった。

読み終わって思ったのは、短編全てが、心で愛だった。
裏切りとか憮然としない感じとか、何をやっても憎めないヤツとか、嫉妬や悲しみとか。
子供から大人になる意味や、時代の移ろいや、都会の子供と田舎の子供とか。
純真な目で情景を見ようとしながら読んでた。
要は、素朴なんだろうね。

久しくこういう本を読んでなかったから、たまには古きよき時代の本を読んでみようと思う。

伝わらない感想文『夜は短し歩けよ乙女(湯浅政明監督)』

まぁ、小説通りに、ちゃんとくだらない。

http://kurokaminootome.com/

李白さんのイメージがちょっと違ったけど、パンツ番長は全然違ったけど。
乙女がズンズン進む感じは、映像化して良かったって思った。
古本市の様子は、好き。

時空の飛び具合も、やっぱりメチャクチャで。
本当に一晩しか経ってないのかしら?

この小説で、電気ブランを知ったけど、この映画を観たら、赤玉ポートワインを飲みたい。

先輩が黒髪の乙女を、ひたすら追いかける話。
でも、乙女がいろんな仲間と出会って、事件に巻き込まれて、先輩が全然追い付けない話。

最後の逆風に向かう乙女の力強さ、私にもほしいなぁ。

本を読む場所。

ハンバーガーチェーン店といえば、マクドナルド・モスバーガーロッテリアの3強かしら?
ファーストキッチンは、県内にないから、私のリストにはないけど。

近所のハンバーガー屋さんは、とてもおもしろい。
昨日は、レジカウンターに店員さんが居ないから、読書しながら待ってた。
やっと店員さんが来たから注文しようとしたら、奥から呼び出されてまた本を読みながら注文待ち。
そういうのが日常茶飯事。
何年か前は、商品待ちの番号カードを渡されて、ドリンクとポテトを本を読みながら待ってた。
で、1時間たってもハンバーガーが来ないことに気付いた。
もうドリンクも飲み終わったから、ハンバーガーだけ食べるのも美味しくないなぁって思ったから、番号カードをカウンターに持っていって、
「残りは持帰用に紙袋に入れてください」
って言ったら、驚いて謝られた。
本に夢中になった私も悪いんだけど。

いつ行っても、店内のお客さんは2組程度。
だけど、ドライブスルーは途切れなく続いてるから、繁盛店なんだろうなぁ。
だから、人員配置がおかしいことになっちゃってるんだろうなぁ。

ここのハンバーガー屋さんは、本をゆっくり読めるから、本当によく通ってる。
私の前のテーブルでは、女子がシェイクだけで勉強に励んでいる様子。
常連さんはたくさんいる。もちろん私も。

期間限定の全部。

今週のお題「おやつ」

もう何度もいうけど、期間限定のお菓子に目がない。
片っ端から買うワケじゃないけど、じゃがりことかジャガビーとかポテチは、ほとんど買ってるかも。
(ポテトばっかりじゃないの)
あっ、煎餅やおかき系も好き。所謂、しょっぱいヤツ。

まぁ、買って満足しちゃうから、食べるのはちょっぴり先。
というか、置き場に困るから、賞味期限順におやつになる。
当たり前に一人じゃ食べきれないから、職場のみんなで食べる。
私以外にも、お菓子たくさん買っちゃう人がいるから、結構みんなと分けあって食べれるんだよね。

ということで、私のおやつは、期間限定のスナック菓子。
(ちょっぴり話題性が古くなったヤツ)

伝わらない感想文『旅行者の朝食(米原万里)』

グルメ系の話は、あまり好きじゃないんだけど、彼女のエッセイなら別。

旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)

蘊蓄とウワサの検証に、全力投球な著者。
文献を探して探して、何冊も読み込んで、ちゃんと答えを見つける。
このスッキリ感は、癖になる(笑)。

ジャガイモや蕪の歴史に驚いたり。
著者の食いしん坊ぶりに、天晴れって思ったり。
ちびくろサンボと桃太郎の話は、なるほどって思ったし、見方が変わった。

何よりも、ハルヴァにかける情熱が尋常じゃない。
それっぽいレシピ集を見つけては、試してみたけど、どれも違う。
(正直、レシピが書いてあるところは、すっ飛ばして読んだ…)
著者を魅了した、このハルヴァを食べてみたい。

いろんな逸話や小咄が集まって、いろんな思い出話と共に紹介されてたけど、著者が言いたかったのはきっとこれ。
世界平和のため、世界全人類が美食家になりますように。