greenbottleblue’s blog

長文は苦手です。

伝わらない感想文『衝動買い日記(鹿島茂)』

古本屋で、店員さんの読んでた本を横取り(笑)。
そんなつもりは全く無くて、本棚に置いてあったからレジに持ってっただけなんだけどなぁ。

衝動買い日記 (中公文庫)

衝動買い日記 (中公文庫)

世のみなさん、衝動買いの欲求って、どんな感じなんだろうって気になってた。
その後の行き場とか。

この本の中で、私も欲しいって思ったのは、腹筋マシーンと中華健康棒。
まぁ、健康用品は、いつの時代でも心に直接語りかけてくる。つまりは、ヤバイ。

それにしても、美術館グッズって、そんなに魅力的なんだろうか?
近くの美術館の年間パスポートを持ってるくらいに通うけど、グッズを買ったことがない。
外国の美術館なら、また違うかもしれないけど。

借金が怖いから、なかなか衝動買いできないし、置き場も無いから、そもそも買い物に躊躇する。
私の場合、セレクトショップを開業しなきゃ、衝動買いできないだろうなぁ。
いや、ビジネスはもっとシビアだなぁ。

他人の買い物心理を覗くのって、楽しい。
その心のつぶやき、わかるわー。

学生時代は、とっくの昔。

今週のお題「テスト」

生粋の一夜漬け派。
しかも、小学生の頃は、全く勉強しなかった。
宿題さえも。

あれは確か、17才だったと思う。
畳の部屋にお布団。
寝ても覚めても勉強できるように、その上にちゃぶ台をかぶせた。
明日はテスト、まだ勉強は終わってない。
眠気覚ましするくらいなら、寝てしまえ。

…腹の上のちゃぶ台が気になって熟睡できず、かといって起きて勉強するワケでもなく。
テスト中は、睡魔と戦いながら後悔。
何を後悔したんだ?

私のテスト勉強法は、ひたすら教科書とノートを読む。それだけ。
練習問題することもなく、ただただ授業の様子を思い出すだけ。

こんな風に書くと、私が馬鹿で学校も低レベルっぽい(笑)。
でもちゃんと、卒業できたし、仕事に就けたよ。

あれやこれや。

今週のお題「もしも魔法が使えたら」

子どもの頃の夢は、いつも『魔女になりたい』だった。
えぇ、中学で進路指導があるまで、本気で願ってましたよ。
魔法を使って、自分の都合良く生きていきたかった。

寝てるときに見る夢は、死にそうな場面になると、魔法で攻撃をして助かる夢ばっかり。
今思えば、逃げ出したいくらいツライ思いをしてたのかしら?
当時はそんな風に感じてなかったけど。
身体の傷は時間が経てば治るけど、心の傷は治らないって、いつも思ってたなぁ。

最近は、身近な人たちの間違った思い込みから逃れる魔法がほしい。
そう、会社を辞めれる魔法があればなぁ。
それから、再就職が決まる魔法があればなぁ。

やっぱり私、御都合主義だわ(笑)。

伝わらない感想文『たたら侍(錦織良成監督)』

すったもんだで、いろいろあったけど、無事に再上映したんだって。
私は、初期バージョンを観た。

https://tatara-samurai.jp

とにかく、たくさん人が死んだ。
戦国時代だから、戦をするし人は死ぬけど。
どんな意図があって、ここでたくさん死者を見せたんだろう?

どんどん雪だるま式に問題が大きくなって、後戻りもできず、取り返しのつかないところまで進んで。
どうやって解決するんだろう?って心配になってくる。
で、結局、解決したのか?
私の予想では、解決してないと思うなぁ。
村人全員が、もやもやしたままなんじゃないかなぁ。

山が綺麗だった。
景色がとにかく綺麗だった。
田畑智子は、妻なのか?

村を守るために、侍になることを目標に旅に出る。
でも、覚悟が足りない。村に帰る。
弱みにつけこまれる。
村人のほとんどが騙される。
どんどん騙される。
さて、どうなる?

伝わらない感想文『新美南吉童話集(新美南吉)』

友だちがくれた。バースデー文庫で出てたらしい。
まさか、私が新美南吉と同じ誕生日だなんて。
シュワちゃんくらいだと思ってた(笑)。

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉といえば、『ごんぎつね』『てぶくろを買いに』しか知らなかった。
『てぶくろを買いに』は、絵本の絵が綺麗だったことを覚えてる。
親子の会話よりも、手袋のふさふさした感じと、ミトン風のデザインに憧れたなぁ。

収録されてる話の中には、戦争や兵隊なんて言葉があって、彼がその時代の人なんだとも知った。
もっともっと戦前の人だと思ってたから、不思議な感じ。
電柱や列車とか、現代的な言葉が出てくると、何だか違和感。

どの短編が印象的かって、『疣』かなぁ。
自分の思惑と他人の思惑が、大きく違うこと、私にも心当たりあるなぁって切なくなった。

読み終わって思ったのは、短編全てが、心で愛だった。
裏切りとか憮然としない感じとか、何をやっても憎めないヤツとか、嫉妬や悲しみとか。
子供から大人になる意味や、時代の移ろいや、都会の子供と田舎の子供とか。
純真な目で情景を見ようとしながら読んでた。
要は、素朴なんだろうね。

久しくこういう本を読んでなかったから、たまには古きよき時代の本を読んでみようと思う。

伝わらない感想文『夜は短し歩けよ乙女(湯浅政明監督)』

まぁ、小説通りに、ちゃんとくだらない。

http://kurokaminootome.com/

李白さんのイメージがちょっと違ったけど、パンツ番長は全然違ったけど。
乙女がズンズン進む感じは、映像化して良かったって思った。
古本市の様子は、好き。

時空の飛び具合も、やっぱりメチャクチャで。
本当に一晩しか経ってないのかしら?

この小説で、電気ブランを知ったけど、この映画を観たら、赤玉ポートワインを飲みたい。

先輩が黒髪の乙女を、ひたすら追いかける話。
でも、乙女がいろんな仲間と出会って、事件に巻き込まれて、先輩が全然追い付けない話。

最後の逆風に向かう乙女の力強さ、私にもほしいなぁ。

本を読む場所。

ハンバーガーチェーン店といえば、マクドナルド・モスバーガーロッテリアの3強かしら?
ファーストキッチンは、県内にないから、私のリストにはないけど。

近所のハンバーガー屋さんは、とてもおもしろい。
昨日は、レジカウンターに店員さんが居ないから、読書しながら待ってた。
やっと店員さんが来たから注文しようとしたら、奥から呼び出されてまた本を読みながら注文待ち。
そういうのが日常茶飯事。
何年か前は、商品待ちの番号カードを渡されて、ドリンクとポテトを本を読みながら待ってた。
で、1時間たってもハンバーガーが来ないことに気付いた。
もうドリンクも飲み終わったから、ハンバーガーだけ食べるのも美味しくないなぁって思ったから、番号カードをカウンターに持っていって、
「残りは持帰用に紙袋に入れてください」
って言ったら、驚いて謝られた。
本に夢中になった私も悪いんだけど。

いつ行っても、店内のお客さんは2組程度。
だけど、ドライブスルーは途切れなく続いてるから、繁盛店なんだろうなぁ。
だから、人員配置がおかしいことになっちゃってるんだろうなぁ。

ここのハンバーガー屋さんは、本をゆっくり読めるから、本当によく通ってる。
私の前のテーブルでは、女子がシェイクだけで勉強に励んでいる様子。
常連さんはたくさんいる。もちろん私も。