伝わらない感想文『命売ります(三島由紀夫)』
毎日本を読むんだけど、4~5ページくらいしか進まない。
だから、一冊読むのに1ヶ月くらい掛かったりする。
あとがき読んで、あぁこんなことあったなぁって思い出すタイプの私。
ずっと前に、本屋さんでガンガンにオススメされてたこの本。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/02
- メディア: 文庫
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命の値段は、買い手が決める。
自分が死にたくて命を売ってるのに、女性ばっかり死んでいく。
気持ち良いくらいに、どんどんお金持ちになっていく。
それなのに。
死にたい女性に道連れにされそうになってから、生きることに執着する。逃げまくる。
逃げれば逃げるほど、誰かに追いかけられてる妄想にとらわれる。
まぁ、本当に追いかけられてたんだけど。
で、終わりがない結末に、モヤっとするんだけど。
三島由紀夫って、まだ生きてるんだっけ?って思うほど、今の日本と変わらない。
そっか、彼は時代を心を読む天才だった。