伝わらない感想文『夜会服(三島由紀夫)』
書店でオススメされたから、買ってみた。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/10/07
- メディア: 文庫
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なんだろうなぁ。
お金持ちの話だからなのか、嫁姑の話だからなのか、イマイチよくわからなかった。
根っからの金持ち息子と、成金の両親の娘との結婚話。
結局のところ、俊男と滝川婦人は繋がってたのかしら?
滝川婦人が俊男を操って、絢子を従順にさせたかったのかしら?
きっと、パーティ嫌いの俊男は、その世界でしか生きられないから、絢子はずっと困るんだろうなぁ。
そういうことを、滝川婦人が教え込んでいるのかもしれない。
お金持ちの生活は、西洋化に忙しい。
西洋文化の勉強に忙しい。
それが完璧にできる俊男は、反西洋化。
人間って、そんなもんよね。
今の日本人も、パーティとかドレスとかに憧れてる。
もしそういう機会に恵まれても、どうして良いかワカラナイ。立ち振舞いとかルールとか。
でも、世の中、実際に存在しているパーティ。
別世界を教えてくれる、不思議な小説。