母の昔話とか。
今週のお題「母の日」
集団就職で、同じ関西へ行く友だちと手を繋いで列車に乗ったらしい。
社会科の教科書に載ってる写真を見てるみたいで、時代を感じる。
で、手を繋いだ相手が知らない人だったらしく、今では笑える思い出だとか。
母らしい(笑)。
当たり前だけど、母は生まれたときから私の母ではなくて。それまでの人生があったワケで。
小学生時代に絵画で賞を獲った話とか、都会でやんちゃして逮捕されて田舎から家族が駆けつけた話とか、独身時代は今の3分の2の体重だったとか。
きっと後悔したこともたくさんあるだろうけど、人生が楽しそうだ。
私の目から見る母は、岐路の選択をするのも、お金の使い方も上手。
私もそうなりたいと思ってるのに、選択肢はまだあるとか、もったいないとか迷って出遅れる。
母の子なのに、どうしてこんなに下手っぴなんだろう。
母の日には、毎年鉢植えの花を送る。
もうたくさん送ってるから、いつの鉢植えか覚えてないのに、帰省する度に、ちゃんと花が咲いたと教えてくれる。
今年は、クレマチスを送った。
来年も花を咲かせてくれますように。