greenbottleblue’s blog

長文は苦手です。

伝わらない感想文『ジョゼと虎と魚たち(田辺聖子)』

タイトルはよく聞くのに、どんな話か知らなかった。
映画にもなったんだっけ?

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

読んでみたら、短編集だった。
どの話も、湿度と粘度を感じる男女関係。
経験したこともないくせに、「あぁ、わかる」「そうそう、男って子どもよね」「私もこんな姉御肌になりたいワ」とか独り言。

『荷造りはもうすませて』みたいな家庭は、今後のスタンダードになりそうだなぁって思ってみたり。

こんな自立した女性ばかりの世の中じゃないし、駄々っ子な男性ばかりじゃない。
それでも、知らないところで身内が陥ってそうなこの男女関係を、じっとりと脳内に感じた。
いつの時代でも、この湿度と粘度は続いていくんだろうなぁ。

伝わらない感想文『どこかの事件(星新一)』

星新一のショート・ショートって、登場人物に名前がないから、覚えるのが苦手な私には助かる。
全部じゃないけど、大体『青年』『男』だったり。

どこかの事件 (新潮文庫)

どこかの事件 (新潮文庫)

連想ゲームみたいな短編で、あぁ、今回もオチは寂しいなぁって思う。
星新一の小説は、ハッピーエンドがあるんだろうか。
悪魔より天使を選んでも、幸せになるとは限らない。
命の替玉は、いろんな方法で現れる。
絶世の美女は、彼氏にだけ見えない。
気を緩めれば、死体が出てくる。

それでも、身近な日常にあるかもしれないと思わせる何かがあるし、過去や未来に起きた実話のような気がする。
きっとそれは、登場人物が名無しの権兵衛だからこそ、私の隣にいるような気がするのかもしれない。

伝わらない感想文『所ジョージの私ならこうします(所ジョージ)』

所さん流の世直し。

所ジョージの私ならこうします―世直し改造計画 (角川文庫)

所ジョージの私ならこうします―世直し改造計画 (角川文庫)

同感な部分もあるし、屁理屈っぽいこともあるけど。
全ては、楽しく生きようよって話。

正直に言うと、本当に屁理屈しかない。くだらない。
その中でも、私が共感したのは
『●最近の若者をどうしたものか』
“勉強しないヤツは、バカになって当たり前、大人になってもバカのままでいなさい。”
“勉強しないとバカにしかなれないけど、勉強した人はバカにもなれるんですよ。選択できる。知恵のある人にもなれるし知恵のない人にもなれる。ところがバカに選択の余地はないのね。”
って、本当にそう思う。
結局は、なんだかんだとお金が稼げなくなるし、そうなると生きていけない。
大人になってから後悔したって手遅れだし。
子どもたちに、それが理解できるような資料を作るなんて、所さんらしいし。
『●学校の教科書をどうしたもんか』
もったいないよね。
どっちにするか選べたら良いのに。買うか図書館で借りるか。

所さんの頭の中、テレビで見てるそのまんまだった。
世の中、いろんな考えの人がいて。
少しひねくれものに感じる人もいて。
みんなが心地よく生きていけたら良いなぁ。
って思った本。

特別な物は無いのに重い。

今週のお題「カバンの中身」

財布
ポイントカードがたんまり入ったがま口
スマホ
車の鍵と家の鍵
ティッシュとウェットティッシュ
マキロン
ボールペン
メモ帳
運転免許証
バスの時刻表
デジカメ
薬(頭痛薬と胃腸薬)
ソーイングセット
身だしなみを整えるいろいろが入ったポーチ

なるべく軽くしたいのに、『困って買った物』がだんだんと常備されていく。
本当は、財布と免許証と鍵とスマホだけで外出できるんだけど。

増えすぎたポイントカードも、何とかしたい。
せめて、財布に入るだけに減らしたい。
薬も毎日飲まないし。
ソーイングセットなんて、年に一度も使わないし。
家の鍵も、二つ持ち歩く必要ないし。

軽く持ち歩ける新しい鞄がほしい。

ずっと探してる的な。

今週のお題「好きなアイス」

井村屋の『焼きいもアイス』でしょ。
モナカは苦手だけど、実はさつま芋も苦手だけど、このアイスは別。
数年前に再販したけど、また姿を消してしまった。
(そして、探し出せなかった)

井村屋以外の焼きいもアイスは、芋の餡が入ってるんだけど、井村屋のは、皮とアイスの間のチョコが入ってる。
これじゃなきゃ、ダメなんですっ!
再販希望。

あと、いちごフロートだっけ?
カップのいちごのかき氷の真ん中に、アイスが入ってるヤツ。
まだ売ってるのかしら?

そうそう、ビエネッタ。
子どもの頃、友だちのお兄さんがそのまま頬張って食べてて、スゴくうらやましかった。
コンビニで見掛けた気がするから、明日買ってみよう。

ソフトクリームは、コーンよりもカップ派。
フレーバーは、バニラ派。
でも、ミックスがあれば、そっちを買う。
お得感があるからね。

あー、ガリガリ君ソーダ食べたい。

伝わらない感想文『衝動買い日記(鹿島茂)』

古本屋で、店員さんの読んでた本を横取り(笑)。
そんなつもりは全く無くて、本棚に置いてあったからレジに持ってっただけなんだけどなぁ。

衝動買い日記 (中公文庫)

衝動買い日記 (中公文庫)

世のみなさん、衝動買いの欲求って、どんな感じなんだろうって気になってた。
その後の行き場とか。

この本の中で、私も欲しいって思ったのは、腹筋マシーンと中華健康棒。
まぁ、健康用品は、いつの時代でも心に直接語りかけてくる。つまりは、ヤバイ。

それにしても、美術館グッズって、そんなに魅力的なんだろうか?
近くの美術館の年間パスポートを持ってるくらいに通うけど、グッズを買ったことがない。
外国の美術館なら、また違うかもしれないけど。

借金が怖いから、なかなか衝動買いできないし、置き場も無いから、そもそも買い物に躊躇する。
私の場合、セレクトショップを開業しなきゃ、衝動買いできないだろうなぁ。
いや、ビジネスはもっとシビアだなぁ。

他人の買い物心理を覗くのって、楽しい。
その心のつぶやき、わかるわー。

学生時代は、とっくの昔。

今週のお題「テスト」

生粋の一夜漬け派。
しかも、小学生の頃は、全く勉強しなかった。
宿題さえも。

あれは確か、17才だったと思う。
畳の部屋にお布団。
寝ても覚めても勉強できるように、その上にちゃぶ台をかぶせた。
明日はテスト、まだ勉強は終わってない。
眠気覚ましするくらいなら、寝てしまえ。

…腹の上のちゃぶ台が気になって熟睡できず、かといって起きて勉強するワケでもなく。
テスト中は、睡魔と戦いながら後悔。
何を後悔したんだ?

私のテスト勉強法は、ひたすら教科書とノートを読む。それだけ。
練習問題することもなく、ただただ授業の様子を思い出すだけ。

こんな風に書くと、私が馬鹿で学校も低レベルっぽい(笑)。
でもちゃんと、卒業できたし、仕事に就けたよ。