greenbottleblue’s blog

長文は苦手です。

伝わらない感想文『夜会服(三島由紀夫)』

書店でオススメされたから、買ってみた。

なんだろうなぁ。
お金持ちの話だからなのか、嫁姑の話だからなのか、イマイチよくわからなかった。
根っからの金持ち息子と、成金の両親の娘との結婚話。

結局のところ、俊男と滝川婦人は繋がってたのかしら?
滝川婦人が俊男を操って、絢子を従順にさせたかったのかしら?

きっと、パーティ嫌いの俊男は、その世界でしか生きられないから、絢子はずっと困るんだろうなぁ。
そういうことを、滝川婦人が教え込んでいるのかもしれない。

お金持ちの生活は、西洋化に忙しい。
西洋文化の勉強に忙しい。
それが完璧にできる俊男は、反西洋化。
人間って、そんなもんよね。

今の日本人も、パーティとかドレスとかに憧れてる。
もしそういう機会に恵まれても、どうして良いかワカラナイ。立ち振舞いとかルールとか。
でも、世の中、実際に存在しているパーティ。
別世界を教えてくれる、不思議な小説。

簡単なこと。

今週のお題「新しく始めたいこと」

案外に簡単だけど、海外旅行を経験したいから、英語を学ぼうかと。
まぁ、海外なら英語ってのもオカシイけど、英語圏から旅行するのが一番手っ取り早いと思って。

本当はもう英会話に申し込んでたりする。
継続できるかが問題。
気持ちを固めるために、パスポートを取得しよう。
で、何が必要かワカラナイから、これから調べるんだけどね(笑)。

他には、んー、人生の岐路かもしれない予感なので、転んでも大丈夫なように準備をしよう。

この冬は暖かい。

今週のお題「冬の寒さ対策」

実は、この冬は寒さ対策をしてない。
だから、大雪が降った今週も、エアコン暖房を付けただけ。
あとは、ヒートテックの上下。

去年の冬は、布団の中に電気敷き毛布とか、外ではカイロをお腹と背中と腰に貼ってた。

私は冷え性だから、ヒートテックは毎年7月上旬まで愛用。えぇ、かなり体感温度がオカシイです、ハイ。

そんな私が、この暖かい冬に、マイナス3度でも7月上旬と同じ装備しかしてないなんて。
私の体、大丈夫かしら?

基本、コンビニ派。

今週のお題「朝ごはん」

出勤前にコンビニに寄り道して、その日の気分で朝ごはんを買う派。
マチカフェのカフェラテを飲みたいから、朝はパンが多いかもしれない。

出勤時間の30分前には到着してるから、社内で食べてる。
一緒に食べる人は居ないけど、会社に到着できた安心感があるから、何となく止められない。
まぁ、家でおにぎり作って会社で食べても良いんだけどね。

本当は、お味噌汁を飲みたい。
玉子かけご飯を食べたい。
だから、本当の本当は、きっと御飯派。

伝わらない感想文『サラバ!(西加奈子)』

縁があって、私の手元に回ってきた。
この本は、何か想いを持ってる人に回ってくる。

サラバ! 上

サラバ! 上

サラバ! 下

サラバ! 下

歩の回顧録。
生まれてから今までの自叙伝。
終盤、急に駆け足になって、何だかすっきりしなかったけど。

くせ者の姉を持ち、貪欲に幸せを探す母と、それを支える父。
家族崩壊、父のせい?姉のせい?
自分は関係ない?
容姿に恵まれて自由に生きてたら、いつの間にか周りに先を越され、焦って自暴自棄になって。
何もしないで、手に入れられることはあるのだろうか?
誰かを傷付けて、自分の得ることはあるのだろうか?

もうこれは、どうやって生きていけば楽になるかを教えてくれる。答えは簡単。
私は、歩の姉みたいに、しなやかに生きていきたいなぁ。
何を信じれば良いか、まだ見つからないけど。

目標値。

今週のお題「2017年にやりたいこと」

・月イチで旅行
近場でもいいから、ホテルに宿泊するような旅を、月に一度は行きたい。
ベタに観光地巡りしたい。
行ったことがない都道府県どこかに、足を踏み入れたい。

・お一人様を卒業
一人の楽さに慣れてしまって、誰かと出掛けるのが面倒になってしまった。
あれこれ話す楽しさを思い出したい。
離れてしまった友だちを取り戻すか、新しい仲間を探すかは、これから考える。



まぁ、自分次第で目標を達成できるんだけど、そもそも行動を起こせるかが問題。
だから、目標をたてるのか。そっかそっか。

さきと母の共通点。

NHKファミリーヒストリー北野武編を観て、母との共通点があって驚いた。

我が家も、お金が無かった。父が万年入院してたし、母のパート代だけで、父の入院費と私達子どもの学費と家族の生活費なんて、当然足りる訳もなく。
それなのに、小学生の頃は、学校で推薦される本は全部買ってくれたし、学研の科学と学習も両方買ってくれた。
小学生時代の学研は、本当に為になったし、視点を変えることも柔軟にできるようになったし、何より三十路を越えてもなお探求心を持ち続けてるのは、学研のおかげだと思う。
『貧乏は教育で断つ』を、私の母も実践してくれた。
現在の私は、お金持ちじゃないけど、生活に困らない。

あと、工学系の学校に行かせたがったこと。
元々私は、普通科の高校に行くことが嫌だった。
中学校でさえ、小学校の復習だったり、半歩先でしかないのに、また高校でも小学校の復習を始めるのがたまらなかった。
だから、専門的な何かを始めたかった。
で、周囲で人気の産業高校に行きたいって告げると、猛反対。
工業高校に行けと。手に職をと。
結局、工業高校には行かなかったけど、工業高専に行った。

母が教育に力を入れてくれたから高専に入れたし、そのまま就職できた。
(大学は奨学金で借金を背負うのが嫌で止めた)

今の私だって、何かのきっかけで貧乏になるかもしれない。
でも、私の教養までは奪えないから、きっと挽回できると信じてる。
教養は、武器になる。