伝わらない感想文『旅行者の朝食(米原万里)』
グルメ系の話は、あまり好きじゃないんだけど、彼女のエッセイなら別。
- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: Kindle版
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蘊蓄とウワサの検証に、全力投球な著者。
文献を探して探して、何冊も読み込んで、ちゃんと答えを見つける。
このスッキリ感は、癖になる(笑)。
ジャガイモや蕪の歴史に驚いたり。
著者の食いしん坊ぶりに、天晴れって思ったり。
ちびくろサンボと桃太郎の話は、なるほどって思ったし、見方が変わった。
何よりも、ハルヴァにかける情熱が尋常じゃない。
それっぽいレシピ集を見つけては、試してみたけど、どれも違う。
(正直、レシピが書いてあるところは、すっ飛ばして読んだ…)
著者を魅了した、このハルヴァを食べてみたい。
いろんな逸話や小咄が集まって、いろんな思い出話と共に紹介されてたけど、著者が言いたかったのはきっとこれ。
世界平和のため、世界全人類が美食家になりますように。
後輩に渡す。
仕事をなかなか後輩に任せられない同僚が居る。
いつまでも自分で抱えて、イッパイイッパイ。
自分がずーっと延々持ってるよりも、自分が責任もって後輩に任せて、後輩と一緒に一度や二度痛い目に遭う方が楽で良いんだけどなぁ。
虫歯と同じ。
痛いのをずーっと我慢するより、歯医者さんに治してもらうような。
後輩に仕事をさせないのは、怠慢に他ならなくて。
先輩は後輩に、キチンとバトンを渡す義務がある。
それが本当の仕事だと、私は思うんだなぁ。
今日から、新入社員がメンバー入り。
今の後輩ですら仕事をさせないのに、新入社員に仕事を覚えさせることができるのかしら。
そんな心配をする、隣部署の私。
楽しみ楽しみ。
転勤。
支社から本社へ転勤。
元々本社で働いてたけど、諸事情で支社勤務を1年。用事が済んだから、本社に戻ることになった。
私の存在なんて、砂粒ほども無いと思ってたけど。
支社の別部署の人からは、私の転勤を寂しいと言ってくれたし、本社の人からは、戻ってきてくれて嬉しいと言ってくれた。
ほとんど話をして無い人からそんなことを言われるのは、なんだか不思議な気持ち。
できるだけ存在を消して、陰で働いてたハズなのに。
本社に戻ってみたら、都会からIターンした人が入社してた。
メッチャできる人で、他の社員が見て見ぬふりをすることでも、ちゃんと受け入れて仕事してた。
あぁそういえば。面倒なことを先送りしてても、もっと面倒なことに化けて自分に返ってくるんだった。
自分のために、仕事しよう。自分が面倒を背負いこまないように。
まぁ、当たり前のことだけどね。
伝わらない感想文『とんがらしの誘惑(椎名誠)』
古本市で、ジャケ買いした本。
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/05
- メディア: 文庫
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短編エッセイ集。
どのお話も、ビールを美味しく飲みたいって気持ちを押してくる(笑)。
旅先でビール、別荘でビール、自宅でビール、小説を書き終えてビール、キャンプでビール、とにかくビール。
旅行好きで、高級ホテルからヤバそうな民宿まで、いろんな宿を味わってる感じ、その時々の妄想がオモシロイ。
顔が広くて、現地の人たちとも、仲良くお酒を飲んでる雰囲気も楽しそう。
そんなワクワクを読者に教えてくれる本。
著者の視点の広さ、人生、ウラヤマシイなぁ。
ケータイデビューはハタチ。
社会人になって、初めてケータイを持った。ずっとau一筋。
それまでは、今は懐かし『PHS』通称ピッチ。当時はNTTパーソナル一筋。
新し物好きだから、常に新機種をチェックしてたし、気に入れば期限を耐えて機種変更してた。
その中でも、とても気に入って長く使ってたのがコレ。
もうこれは、私の小さな手にピッタリ。
ソニーならではのジョグダイヤル搭載で、使い勝手の良さは、本当に史上最高にサイコーだった。
ボタンの配置や大きさが、何ともちょうど良くて、押し心地もしっかりしてたし。
大人のくせして、着せ替えしてたりして(笑)。
画面の着せ替えじゃなくて、本体の着せ替え。
今のご時世ならば、スマホカバー的な感じかしら。
できることならばもう一度使いたいなぁ。
ここ数年は、INFOBARを渡り歩いてるところ。
次の発売はあるのかしら?
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もう歌わない。
今週のお題「カラオケの十八番」
かれこれ20年くらい前、私の人生でカラオケ全盛期。
学校のテスト最終日は、必ずカラオケで締め。
部活の遠征帰りとか、遊びに行った帰りとか、そんなにお金が無かったわりには、カラオケによく行ってたなぁ。
知らない先輩とか、友だちの友だちとか、どうして集まったのかワカラナイ人たちとも、一緒に行ってたなぁ。
そこそこ歌が上手だったから、ほめられて上機嫌だったなぁ。
当時はまだ歌番組もあったし、90年代は本当に盛り上がってた。
Every Little Thingが、一番のお気に入りで。
シングルなら、ほとんど歌えてた。
今思えば、どうしてそんなことしたのか後悔しかないけど、卒業式でカラオケ。
『Time goes by』
卒業式に相応しくないけど。
この曲なら、上手く歌える気がしたから選んだのに。
あぁぁぁ、史上最高の音痴。
この日から、カラオケが苦手になった。
歌わなくなると、どんどん下手になっていくから、ますます歌わない。
まぁ、おなかいっぱいお酒飲んだら、歌ってやっても良い。
そうそう、先週、スピッツの『ロビンソン』は上手く歌えた。
広瀬香美の『ロマンスの神様』も歌えた。
今なら、また歌えるかもしれない。
歌わないけど。
お届け先。
宅配便の再配達。
配達員の負担が問題になってる様子。
受け取る側がどういうときに再配達を使うか、街頭インタビューしてた。
・仕事で家に居なかった
・お風呂に入ってた
・見られたく無い服装だった
これ全部引っ括めて、“気軽に再配達を利用している”って紹介されてたけど、3番目以外は仕方ないと思うけどなぁ。
お風呂から急いで出て、シャンプーそのまま、体も濡れたままバスタオル巻いて玄関に行かなきゃ間に合わない。
女性もそうしなきゃダメかしら?
たまに利用する通販だけど、注文するときに日時指定できないとこが多い。
一度は、出荷案内のメール受信をしてから、数時間おきに配達業者の追跡サイトで確認して、最寄りの営業所に到着したら電話で不在を伝えようとしたけど…。
中継地の次は“不在持帰”の表示。このガッカリ感。
せめて、時間指定さえできれば、もっと再配達が減ると思うんだけどなぁ。
それって、配達業者の問題なのか、通販の問題なのかワカラナイけど。
利用しているFANCLでは、再配達の問題も、受け取りの手間も無くせる。
置き場所を指定しておけば、不在でも届けてくれる。
この選択肢、本当に痒いところ手が届くというか、何でもアリで便利。
高価なものだったり、着払いだったり、直接受け取りが必要なこともあるからねぇ。
やっぱり、どの通販でも、時間指定できるようになれば良いなぁ。